カヤックは滝を落ちるためではなく、水面を漕ぐものでは…。
プロカヤッカーのラッキ・キャラガー氏とアンドリュー・ハマール氏の恐れを知らぬ「滝下り」が、話題になっている。
2人が臨んだのは、オーストラリアニューサウスウェールズ州ドリゴにあるダンガーの滝だ。
大雨のために水量が増して激しく流れる滝に、キャラガー氏がカヤックごと突っ込むと、その姿は濁流に飲み込まれて消えた。
ハラハラする場面だが、キャラガー氏は数秒後に滝壺に無事姿を現した。
このチャレンジの後、キャラガー氏は12月15日にオーストラリアのトーク番組「トゥデイ」に出演。
顔にはカヤックにぶつかった傷があったものの、「リスクは全て計算しているんですよ」と落ち着いた口調で語った。
キャラガー氏とともに出演したハマール氏も「そんなに危険なことじゃないんですよ」と説明する。
しかし2人はかなり経験を重ねており、初心者は挑戦しないようハマール氏は勧めている。