人気歌手ケイティ・ペリーは今、ダメージコントロールで手一杯だろう。
アメリカのエンターテイメントニュースは、ケイティ・ペリーのファッションブランド『ケイティ・ペリー・コレクション(Katy Perry Collections)』が、2種類の靴を米デパートのディラーズ(Dillard's)で販売中止にする作業中であることを報じた。問題の靴は、黒人差別を想起させる「ブラックフェイス」に似ているとネットで指摘を受けていた。
問題の靴を探そうとディラーズのウェブサイトにアクセスしたが、靴の写真が一瞬出てくるものの、その直後に「商品は現在購入できません」という表示に切り替わった。
そしてその後すぐ、商品はウェブサイトから完全に消去された。靴は黒とベージュの2種類があった。
販売中止はディラーズの判断か、ペリーのブランド側の判断かは分からない。ハフポストはペリー、ペリーのブランド、そしてディラーズにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
「カリフォルニア・ガールズ」などのヒット曲で知られるペリーは、週末から靴の販売に対して批判を受けていた。
ペリーの靴への批判は、2月頭にバージニア州知事の過去の写真に「ブラックフェイス」の男性が写っていた問題や、グッチのセーターのデザインが黒人差別だと販売中止になるなど、最近「ブラックフェイス」が注目を浴びている渦中での批判だった。
ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。