ケイティ・ペリーがデザインした靴 黒人差別で販売中止

グッチに続きまたも「ブラックフェイス」
|
Open Image Modal
ケイティ・ペリー 第61回グラミー賞にて
Steve Granitz via Getty Images

人気歌手ケイティ・ペリーは今、ダメージコントロールで手一杯だろう。

アメリカのエンターテイメントニュースは、ケイティ・ペリーのファッションブランド『ケイティ・ペリー・コレクション(Katy Perry Collections)』が、2種類の靴を米デパートのディラーズ(Dillard's)で販売中止にする作業中であることを報じた。問題の靴は、黒人差別を想起させる「ブラックフェイス」に似ているとネットで指摘を受けていた。

Open Image Modal
ケイティ・ペリーブランドの靴「ルーフェイス・スリップオン・ローファー」
ディラーズのウェブサイトからのスクリーンショット

問題の靴を探そうとディラーズのウェブサイトにアクセスしたが、靴の写真が一瞬出てくるものの、その直後に「商品は現在購入できません」という表示に切り替わった。

そしてその後すぐ、商品はウェブサイトから完全に消去された。靴は黒とベージュの2種類があった。

販売中止はディラーズの判断か、ペリーのブランド側の判断かは分からない。ハフポストはペリー、ペリーのブランド、そしてディラーズにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

「カリフォルニア・ガールズ」などのヒット曲で知られるペリーは、週末から靴の販売に対して批判を受けていた。

ペリーの靴への批判は、2月頭にバージニア州知事の過去の写真に「ブラックフェイス」の男性が写っていた問題や、グッチのセーターのデザインが黒人差別だと販売中止になるなど、最近「ブラックフェイス」が注目を浴びている渦中での批判だった。

ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。