高須クリニック院長「浅野史郎様から明日中にお詫びなければ提訴」と元宮城県知事の名誉毀損めぐる発言に

「高須クリニック」の高須克弥院長が25日、自らが原告となっている訴訟に関し、名誉毀損には当たらない主旨の発言を行った元宮城県知事の浅野史郎氏に対してTwitterで警告した。
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時事通信社

美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が7月25日、自らが原告となっている訴訟に関し、出演したテレビ番組の中で名誉毀損には当たらない主旨の発言を行った元宮城県知事の浅野史郎氏に対して「明日中にお詫びがなければ提訴します」とTwitterで警告した。

この訴訟は、美容外科「高須クリニック」を運営する医療法人が、国会での大西健介衆院議員(民進)の発言で名誉を傷つけられたとして、高須氏が5月、大西氏と民進党、蓮舫代表らに計1000万円の損害賠償と謝罪広告を求めたもの。第1回口頭弁論が24日に東京地裁で開かれた

訴状などによると、大西議員は5月の衆院厚生労働委員会で、悪徳な美容外科の広告や勧誘の問題を追及。質問の中で、固有名詞と連絡先だけを連呼する業者のCMを陳腐だとし、例として「イエス、まるまるクリニック」と発言した。クリニック院長の高須克弥氏側は「発言が『イエス、高須クリニック』を指すことは明らか。陳腐なCMを行っているというレッテルを貼られた」と訴えている

このニュースを紹介したのは、25日に放送された日本テレビ系・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」。一連のVTRを見終わったあと、司会の宮根誠司キャスターからコメントを求められ、浅野氏は次のように話した。

これはね、名誉毀損で訴えたんでしょ。名誉毀損で訴えたんですけど、名誉毀損っていうのは事実と違うことを摘示して名誉毀損するっていうんだけれども、国会で言ったかどうかは別にして、普通の平場で言ったとしてもですよ真実を言ったんですよ。もしあるとしたら「この正直者」と怒るようなものですよ。

この発言を受け、宮根氏は「いやいや、例えば「イエス、まるまるって例えはよくないですよ」と、悪徳美容外科の誇大広告を代表する例として「イエス、まるまる」を使ったことは適正ではなかったと指摘。しかし浅野氏は「高須クリニックと言ったって構わない」「そんなの名誉毀損じゃない」と発言した。

高須氏はこの浅野氏の発言に反応。「浅野史郎様から明日中にお詫びがなければ提訴します」とTwitterで次のように表明した。

高須氏は腹の虫が治らない様子で、立て続けにツイートした。

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