ケイト・ウィンスレットの運命を変えた言葉「私が14歳だったとき...」

女優のケイト・ウィンスレットが英国アカデミー賞の授賞式に出席、思春期に先生から「太っている役なら何とか結果を出せるかも」と言われた経験について語った。

女優のケイト・ウィンスレットは2月14日、映画「スティーブ・ジョブズ」の演技で英国アカデミー賞の助演女優賞を受賞した。彼女の授賞式でのスピーチは、間違いなくその夜で最高だった。

「私が14歳だった時、芝居の先生に『太った女の子の役で我慢するのであれば、そこそこ結果を出せるかもしれない』と言われました」とウィンスレットはメディアの前で話した。「今の私を見て!」

会場からは笑いが起こったが、ウィンスレットは続けた。「だから、私が言いたいのは、先生や友人、親にすらそういうことを言われている若い女性は、そんな言葉に耳を貸す必要は全くない、ということです。私も全く耳を貸しませんでしたから。そうして、私は全ての恐れを克服し、不安な気持ちを乗り越えることができました。だからみなさんも、自分のことを信じて頑張ってください」

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2016年2月14日、イギリスのロンドンロイヤルオペラハウス、英国アカデミー賞のウィナーズルームで撮影するケイト・ウィンスレット。

ウィンスレットは2015年にテレビ番組で、娘と一緒に鏡の前でお互いの身体のラインやくびれを褒め合うという習慣を続けていることについて話している

ウィンスレットも若かった時には、自身のボディ・イメージについて非常に悩んでいた。

「10代後半から20代前半の時期に、私たちはみな身体のことを気にするようになりますね。これはいいことでも、健康的でもありません」。ウィンスレットはウォール・ストリート・ジャーナルに話した。

「30代になると、健康を保つことの大切さに気付くようになります。今私は母親なので、自分の身体はずっと大事に使わなければいけない『道具』だと考えているんです。私を必要としている3人の子供のため、できるだけ健康でいなければなりません。それは、ヌードシーンなんかを演じることよりずっと大事ですからね」

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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