4月9日に投開票された秋田県の潟上(かたがみ)市長選で「投票者数よりも、投票用紙の枚数(投票総数)が4枚多い」と報告されるトラブルがあった。
潟上市選挙管理委員会が、投票所ごとに投票者をチェックする「投票録」を点検し直すなどの作業に入った。そのため、本来なら9日午後11時10分ごろに終わる見通しだった市長選の開票作業が、5時間以上遅れて10日午前4時20分までかかった。
朝日新聞デジタルが報道すると、ネット上では「不正投票があったのでは?」と注目を浴びることになった。
市選管の担当者は、ハフィントンポストの取材に対して「投票録を点検した結果、二カ所の投票所で、投票録に記載された人数が間違っていたことが判明した。本来は足すべき数字を引くなどケアレスミスだった。二度とこのようなことが起きないようにしたい」と話している。