お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰(37)が、「フィンスイミングワールドカップマスターズ大会」の日本代表選手に選ばれた。3月17日、都内で開かれた記者会見で報告した。昨年に続き2年連続での世界大会出場となる。
春日が出場するのは、シュノーケルを装着して泳ぐ「50mサーフィス」の部。毎日新聞によると、TBS系のバラエティー番組「炎の体育会TV」の企画でフィンスイミングに取り組み、3月13日にあった「フィンスイミングジャパンオープンマスターズ大会」で3位に入賞した。
「昨年、私が日本代表になって、テレビでオンエアされて、それによって今回(の代表選考会)出場者が非常に多かった。聞いたところによると、競技人口が1.5倍くらいになり、非常にレベルが上がった大会の中で、春日がまたしても日本代表になった。天井知らずですね。すばらしい」と今回の代表選出を自画自賛。
(オードリー春日:2年連続でフィンスイミング日本代表に 今年は「よりいい色の金メダルを」 - 毎日新聞より 2016/3/17)
昨年の世界大会では個人で10位、リレーで銅メダルを獲得。今大会での目標を聞かれた春日は「金メダル。取れなかったら日本に帰ってきません」と宣言した。
大会は6月にチェコの首都プラハで開催される。
■春日が日本代表に選ばれた「フィンスイミング」とは?
コトバンクによると、フィン(足ひれ)をつけて泳ぐ競技。2枚のフィンを左右の足に履くビーフィンと、両足をそろえて1枚の大きなフィンを履くモノフィンとがある。
日本水中スポーツ連盟によると、フィンスイミングの歴史は紀元前9世紀にさかのぼるという。
足ヒレ(フィン)の歴史は、BC885年頃の古代アッシリア兵士のレリーフの中に足ヒレらしきものを履き、 水中を移動しているものがあります。 これが歴史上みられる最古の記録です。 次はルネッサンス期のレオナルド・ダ・ビンチによって「水掻き」が考案されてそのイラストが残っています。フィンスイミングは1950年代に、スクーバ(SCUBA)ダイビングの発達とともに、ヨーロッパを中心に様々のフィンが考案され、競技会を通して改良が加えられました。1970年代には、旧ソビエトにおいて、両足を揃えて履く「モノフィン」が考案され使用されるようになりました。
(日本水中スポーツ連盟より)
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