鈴木香音、モーニング娘。卒業 「人の役に立ちたい」新たな夢明かす

所属事務所との話し合いを経て、春のコンサートツアーでの卒業が決定した。

モーニング娘。'16・鈴木香音が卒業 「福祉に関わるお仕事をしたい」

アイドルグループ・モーニング娘。’16の鈴木香音が、今春のコンサートツアーをもって、グループおよびハロー!プロジェクトを卒業することが7日、公式サイトで発表された。鈴木は「福祉に関わるお仕事をしたい、という夢に向かう事を決めました」と理由を明かしている。

鈴木は2011年、モーニング娘。の9期メンバーとして加入して以来、「ズッキ」の愛称で親しまれ、5年にわたり活動。昨年8月発売のシングル「Oh my wish!」ではWセンターに初抜てきされたほか、10キロ以上のダイエットに成功したことでも話題を呼んだ。その一方で、鈴木は「福祉の仕事につくための勉強をしていきたい」との意向を昨年中に伝えており、所属事務所との話し合いを経て、春のコンサートツアーでの卒業が決定した。

公式サイトには、鈴木からのメッセージが掲載されており、そこにはモー娘。のメンバーとして過ごした5年間を振り返るとともに、新しい進路への思いもつづられている。

「昨年から将来について真剣に向き合うようになり、幼い頃から『人の役に立ちたい』と思っていたこともあり、自分はこの先何ができるんだろう?と考えました。モーニング娘。での活動はどれも楽しく有意義でしたが、中でも『SATOYAMA movement』『SATOUMI movement』のイベントを通じて触れ合う人達の笑顔はとても素敵で、自分もこういう仕事ができたらいいな、と徐々に思うようになりました」と心境の変化に触れ、「その第一歩として、『福祉に関わるお仕事をしたい』という夢に向かう事を決めました」。

新たな夢に向かって進むために、モー娘。及びハロプロからの卒業を決断した鈴木だが、「モーニング娘。として活動してきたことを糧として、今まで以上にモーニング娘。としての時間を大切に、そして応援してくださる皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに、活動していきたい」と前向き。

所属事務所も「鈴木は卒業後、別の道を進むことになりますが、モーニング娘。での5年間の活動や経験を活かし、その持ち前の明るさと笑顔で進んでいってくれると思いますし、そんな彼女を私達はこれからもサポートしていきます」とコメントしている。

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