毎年恒例となっている、その一年の世相を表す「今年の漢字」が、12月12日午後2時に発表される。
日本漢字能力検定協会が毎年一般公募し、応募数が最も多かったものを「今年の漢字」として、京都・清水寺で巨大な和紙に大筆で一字をしたためる。
平成最後となる2018年の「今年の漢字」には何が選ばれるのか、ネット上やテレビでは予想大会が盛り上がっている。その一部を紹介する。
「平」
平成最後とあって、「平」をあげる声が相次いだ。平成だけでなく、「平」昌五輪・パラリンピックや大リーグのア・リーグ新人王に選ばれた大谷翔「平」選手、シリアでの拘束から解放された安田純「平」さんなど、平のつく人物やイベントが多かったことを理由にあげる人もいた。
デイリースポーツによると、タレントの大沢あかねさんが日本テレビ系「スッキリ」内で予想すると、共演者からも共感の声が上がったという。
「圧」
スポーツ界でパワハラ問題が相次いだことを受けて、圧力の「圧」と予想する声もあがった。
「安」
惜しまれながら9月に歌手生活に幕を閉じた歌姫・安室奈美恵さんの名前から、「安」を推す人も。
「災」
西日本豪雨や大阪地震、北海道地震など、大規模な災害が続いたことから、「災」を候補にあげる人も。
「終」
平成の終わることから、「終」という声もあった。
過去の10年の「今年の漢字」は以下の通り。
2017年:北
2016年:金
2015年:安
2014年:税
2013年:輪
2012年:金
2011年:絆
2010年:暑
2009年:新
2008年:変