水泳の世界選手権第11日は8月3日、ロシアのカザニで行われ、競泳の女子200メートル個人メドレー決勝で渡部香生子(JSS立石)が日本新記録の2分8秒45ので銀メダルを獲得した。日本選手が同種目でメダルを取るのは、オリンピックを含めて初めて。
スポニチは次のように伝えている。
18歳が歴史を塗り替えた。日本女子が表彰台からの景色を見ることができなかった200メートル個人メドレーで、渡部が涙の銀メダルだ。「こんなタイムが出るとは思っていなかったし、銀メダルが獲れると思っていなかったので、本当にうれしい」と声をふるわせた。5位通過した100メートル平泳ぎ準決勝から、わずか40分。それにもかかわらず、準決勝に続いて決勝でも日本記録を更新した。100メートルのターンは最下位だったが、専門の平泳ぎで4位まで追い上げると、最後の自由形で大逆転。電光掲示板で順位を確認すると、右手で水面を叩き、喜んだ。
(香生子、涙の大逆転銀!バケット・ターン導入 最下位から猛追 ― スポニチ 2015/08/04 05:30)
渡部香生子(わたなべ・かなこ)は早大1年。2012年に15歳でロンドン五輪代表入り。13年世界選手権は平泳ぎと個人メドレーに出場。15年の日本選手権では同種目など4冠。166センチ、58キロ。18歳。東京都出身。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー