日本相撲協会は26日午前、大相撲夏場所の番付編成会議と臨時理事会を開き、大関鶴竜(かくりゅう:井筒部屋)の第71代横綱昇進を満場一致で正式に決めた。新横綱の誕生は、2012年秋場所後の日馬富士(はるまふじ)以来で1年半ぶりとなる。日刊スポーツなどが報じた。
日本相撲協会は26日午前、大阪市浪速区のボディメーカーコロシアムで大相撲夏場所(5月11日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、東大関鶴竜(28=井筒)の第71代横綱昇進を満場一致で正式に決めた。
(日刊スポーツ『横綱鶴竜が口上「一生懸命努力します」』より 2014/03/26 10:42)
相撲協会は大阪市天王寺区の法岩寺に、八角理事(元横綱北勝海)と湊親方(元幕内湊富士)を使者として派遣し、昇進を伝達。鶴竜は「一生懸命努力します」などと口上を述べたという。
横綱伝達式の会場となる大阪市天王寺区の法岩寺に使者が出向いて昇進を伝え、鶴竜は「謹んでお受けします。これから、より一層稽古に精進し、横綱の名を汚さぬよう、一生懸命努力します」と口上を述べた。
(スポニチ「第71代横綱鶴竜が誕生「一生懸命努力します」と口上」より 2014/03/26 09:40)
鶴竜は、モンゴル出身の28歳。2001年の九州場所で初土俵を踏み、2012の春場所後に大関に昇進していた。技能賞を7回獲得した相撲のうまさが持ち味だ。外国人出身の横綱は、4人連続となる。
平成13年の九州場所で初土俵を踏み、技能賞を7回獲得した相撲のうまさを持ち味におととしの春場所後に大関に昇進しました。ことしの初場所では優勝決定戦で横綱・白鵬に敗れましたが、続く春場所は14勝1敗で初優勝を果たしました。
(NHK『横綱の鶴竜 口上で「一生懸命努力します」』より 2014/03/26)
モンゴル出身の元小結・旭鷲山のダワーギーン・バトバヤル氏は、母国で鶴竜が叙勲する可能性について言及したという。
モンゴルの大先輩も負けじと動きだした。同国出身初の力士、元小結・旭鷲山のダワーギーン・バトバヤル氏(41)だ。現在、モンゴル政府の要職にある同氏は26日、アルタンホヤグ首相と面談の予定。「鶴竜の話題になれば、モンゴルから新たな勲章という案も出るだろう」と、鶴竜にとって11年の北極星勲章を上回る叙勲の可能性に言及した。
(スポニチ「鶴竜にモンゴルから勲章プラン浮上 元旭鷲山動き出す」より 2014/03/26 05:30)
【モンゴルなどの関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー