9月3日、第2次安倍改造内閣の18人の閣僚の顔ぶれとポストが発表された。菅義偉(すが・よしひで)官房長官が午後1時50分ごろに、閣僚名簿を読み上げた。
最年少は40歳の小渕優子氏で、経済産業相に就任する。女性閣僚が5人と、小泉政権と並んで史上最多となった。初入閣は8人で留任したのは6人のみだった。
午後4時から、皇居での認証式を経て正式に発足。午後6時半から、安倍首相が会見をしてから初閣議にのぞむ。
閣僚名簿の詳しい内容は以下の通り。
・副総理・財務相=麻生太郎氏(留任)
・総務相=高市早苗氏
・法務相=松島みどり氏
・外務相=岸田文雄氏(留任)
・文部科学相=下村博文氏(留任)
・厚生労働相=塩崎恭久氏
・農林水産相=西川公也氏
・経済産業相=小渕優子氏
・国土交通相=太田昭宏氏(公明、留任)
・環境相=望月義夫氏
・防衛相・安全保障担当相=江渡聡徳氏
・官房長官=菅義偉氏(留任)
・復興相=竹下亘氏
・国家公安委員長・拉致問題担当相=山谷えり子氏
・科学技術担当相=山口俊一氏
・女性活躍担当相=有村治子氏
・経済再生担当相=甘利明氏(留任)
・地方創生担当相=石破茂氏
第2次安倍内閣は、2012年末の衆院選挙後で発足してから1年8カ月の間、閣僚を1人も交代させていなかった。自民党内には閣僚経験がなく、従来の慣例でいえば「入閣適齢期」と呼ばれた議員が50人以上もいると言われており、安倍首相には、党内にくすぶる人事の不満を解消する狙いがあったとみられる。
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