PRESENTED BY カゴメ

約7500種類のトマトから誕生。トマトジュースに使われる「凛々子®」とは?

食感や味わい、栄養価、育てやすさなど、バラエティ豊かなトマトは、品種によってユニークな特徴があります。カゴメを代表するトマトの品種開発に関するこだわりを紹介します。
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トマトジュースといえば、その爽やかな香りと鮮やかな赤色が特徴ですが、そんな美味しいジュースを支えるのは、原料となるトマトです。「カゴメトマトジュース」に使用されている「凛々子(りりこ)®」というトマトを知っていますか?
「凛々子®」は、約7500種類以上ものトマトの遺伝資源をもつカゴメが独自開発したトマトで、その特徴はジュースの味わいに大きく関わっています。

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「凛々子®」。真っ赤な実がひときわ目を惹く

「凛々子®」誕生の背景

カゴメが目指したのは、遺伝子組換え技術を使わずに、伝統的な交配技術を用いて「ジュースで味わった時に、とてもおいしいトマト」を作ること。そんな願いから生まれたのが「凛々子®」です。厚めの皮に守られたしっかりとした果肉が特徴で、トマト全体が鮮やかな赤色で、中まで真っ赤です。この特性が、トマトジュースにしたときの深い色合いを実現しています。

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カゴメトマトジュースは原料のトマトが命

ジョイントレスで農家にやさしいトマト

「凛々子®」は、ただおいしいだけではありません。農家の皆さんの負担になりやすい作業を軽減しています。その理由は「ジョイントレス」という特性にあります。通常のトマトは、収穫時にヘタと実が繋がっており、ヘタを取る手間がかかりますが、「凛々子®」はヘタと実が自然に分離するため、収穫作業が非常にスムーズに進むのです。

結果的に、より多くのトマトが短時間で収穫できるため、農家にとっても大きなメリットをもたらしています。

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左は節に節(ジョイント)があるトマト。右はジョイントレスのトマト
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ジョイントレスで、ヘタが植物本体から外れず、収穫に便利

トマトの品種改良とカゴメの挑戦

「凛々子®」をはじめとするトマト品種の開発は、カゴメの長年にわたる品種改良の成果です。カゴメは、約7500種類以上のトマト遺伝資源を活用し、消費者に「おいしいトマト」を提供するために絶え間ない追求を続けてきました。遺伝子組換えを使わず、伝統的な交配技術を駆使して、さまざまな環境や栽培条件に適したトマトを生み出しています。

さらに、カゴメは品種改良を通じて、トマトの栽培期間の短縮や病害に強い品種の開発、収穫機械に適したトマトの改良など、農業の現場でも役立つ技術を積極的に導入しています。

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トマトには大きさ、色、形、味、それぞれ違った品種がたくさんある

畑から生まれる高品質なトマト

また、カゴメは「畑は第一の工場」という哲学を掲げ、契約農家とともにトマトの栽培に細心の注意を払っています。畑のスペシャリスト「フィールドパーソン」が定期的に畑を訪れ、トマトの生育状況を確認し、農家と密接に連携して栽培をサポートしています。

「凛々子®」も例外ではなく、畑での徹底した管理によって、高い品質が保たれています。栽培から収穫までの過程が丁寧に管理されているため、ジュースにしたときにその美味しさが最大限に引き出されるのです。カゴメのフィールドパーソンは、契約農家と二人三脚で商品作りに取り組んでおり、信頼関係の中で生まれたトマトが消費者に届けられています。

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農業のプロ・フィールドパーソンと農家の人たちが力を合わせることで、おいしいトマトとトマトジュースをつくることができる

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「凛々子®」は、カゴメの原料へのこだわりと、契約農家の皆さんやフィールドパーソンの思いが形になったトマトです。カゴメのトマトジュースを手に取る時があれば、「凛々子®」というトマトの物語を思い浮かべながら、味わってみてくださいね。