正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で、「職場の人間関係」をテーマにアンケートを実施、女性499名から回答を得ました。以下、結果をご報告いたします。
調査結果 概要
★ 9割の女性が「職場の人間関係で悩んだことがある」と回答。
★ 人間関係で悩んだ相手、トップは「上司」。
★ 「業務時間外の交友を望まない」が「望む」を上回る。
調査結果 詳細
1:9割の女性が「職場の人間関係で悩んだことがある」と回答。(図1)
「職場の人間関係で悩んだことはありますか?」と伺うと、86%が「ある」と回答しました。年代別に見ると、特に30代(90%)の回答が目立ちました。
【図1】職場の人間関係で悩んだことはありますか?
2:人間関係で悩んだ相手、トップは「上司」。(図2)
「職場の人間関係で悩んだことがある」と回答した方に、最も悩んだ相手について伺うと、「上司」(46%)が最多でした。「上司と私の、仕事に対する常識が刷り合わず、日々言い合いになり神経をすり減らした」(23歳)、「自分の考えが絶対で、部下の話を聞こうとしない上司だった」(29歳)、「指示内容に一貫性がなく、気分屋の上司で、職場の空気がいつもピリピリしていた」(31歳)という声が挙がりました。
年代別に見ると、20代は「先輩」(31%)、40代は「同僚」(27%)の回答が目立ちました。
悩みに対して実践中(実践しようと思っている)の解決策や、よい人間関係を築けたエピソードも紹介します。
【図2】「職場の人間関係で悩んだことがある」と回答した方に伺います。誰との人間関係で最も悩みましたか?
人間関係の悩みに対して、実践中(実践しようと思っている)の解決策
・社内に自分の絶対的な味方になってくれる人を見つける、もしくは作る努力をする。(24歳)
・客観的な意見は聞き入れて、主観的な意見は鵜呑みにはせずに、ストレスに感じ過ぎない程度に情報をコントロールする。(27歳)
・その人に対して、自分自身の中に苦手意識ができてしまっているため、自分が変わらないと相手も変わらない。まず「ありがとうございます」とお礼を言う+笑顔で接してみています。(30歳)
・挨拶は必ず自分からして、質問等を積極的にする。それでも関係性が改善されない場合は、上司に相談する。(32歳)
・他者と自分を比較しないことと、自分の長所を伸ばすように努力しました。(42歳)
よい人間関係を築けたエピソード
・職場で褒め合いカードというものを作成。ちょっとしたことでも、メンバーのいいところを書いて提出し、毎月発表しています。褒められた側も嬉しいし、良い人間関係に繋がっていると思います。(25歳)
・結局は人によると思うので、味方になってくれる人と深く付き合い、他の方とは当たり障りなくうまく関わっていくことで、良い関係を築いていけると思います。(25歳)
・自分で作ったお菓子を持って、休憩時間に他部署の方といろいろとお話をしました。今では、困った時に助けてくれる方が社内にたくさんいます。(28歳)
・入社当初から「色々教えてください!」と言葉や態度で示し、積極的に質問をして仕事を覚えようという姿勢を見せました。そうすることで、わからない事があっても優しく教えてもらえたり、「頑張っているね」と言ってもらえました。(33歳)
・職場では上司、同僚と一定の距離を保つようにしています。上司には個人的な話はあまりしなくとも、業務上の報連相は忘れず、同僚にはプライベートな事には干渉しないようにしています。そんな中で、本音を話せる仲になった方とは、プライベートでもお付き合いをしています。(40歳)
3:「業務時間外の交友を望まない」が「望む」を上回る。(図3)
「業務時間外の職場の方との交友を望みますか?」と伺うと、「望まない」が34%と、「望む」(11%)を上回りました。年代別に見ると、20代は他の年代に比べ、業務時間外の交友に好意的なようです。
【図3】業務時間外の職場の方との交友を望みますか?
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エンウィメンズワーク』 を利用するユーザー
■有効回答数:女性499名
■調査期間:2019年2月14日~3月13日