通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報が大量に漏洩(ろうえい)した問題で、情報を流用したのがIT企業で通信教育事業を手がけるジャストシステムであることがわかった。共同通信の取材に対し、ベネッセの関係者が明らかにしたという。
ジャストシステムからのダイレクトメール(DM)に、ベネッセにしか登録がないはずの個人情報が記載されていたことも分かった。不審に思った顧客からの問い合わせが相次ぎ、ベネッセが調査に乗り出して流出が判明した。ジャストシステムは「担当者がいないので確認中」と話している。
(47NEWS「流用はジャストシステム DMにベネッセ登録情報」より 2014/07/10 10:29)
ベネッセは7月9日、760万件の顧客情報が外部に流出したことを確認したと発表。最大で約2070万件に増える可能性があるとしている。
外部に流出した顧客情報は、通信教育「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」、「ねこのきもち」などが対象で、サービスを利用している子供や保護者の名前や住所のほか、電話番号、子供の性別や生年月日などが含まれる。クレジットカード番号や、成績情報などは流出しなかった。
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