「妻が妊娠」のウソに批判殺到 ジャスティン・ビーバーのエイプリルフールネタで

「誰も傷つけるつもりはなかった」と謝罪。
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ジャスティン・ビーバー 2016年撮影
Dan MacMedan via Getty Images

4月1日のエイプリル・フール・デー。今年もユーモアに溢れるジョークがネットに溢れた。

そんな中、ジャスティン・ビーバーが投稿したジョークに批判が集まっている。

当日、ビーバーは妻ヘイリーの妊娠を匂わせる一連の写真...胎児のエコー画像や、ヘイリーが病院で健診を受けている様子を写した写真をInstagramに投稿。

その後、「あれ?今日ってエイプリル・フールだっけ」というコメントと共に、エコー写真に子犬を画像編集した写真を投稿し、冗談だと明かした。

このジョークに対し、SNSには「無神経だ」という批判の声が広がった。
ファンからも「これのどこがおもしろいの?世の中には不妊や流産に苦しんでいる人がたくさんいるのに」といった内容の批判が多く寄せられた。

これに対し、ビーバーはInstagramで「誰も傷つけるつもりはなかった」と謝罪。

「何に対しても気分を害する人がいるし、ジョークが分からない人もいる。僕はイタズラ好きで昨日はエイプリル・フールだったんだ。子供に恵まれない人たちに無神経になるつもりは全くなかった。僕らの周りの人たちでも、1番のジョークは両親に妊娠ジョークを報告して、リアクションを楽しむってものだったんだ。...どちらにしろ、気分を害した人に対して責任をとって謝ります。誰にもこのイタズラで傷ついて欲しくないんだ」

日本産科婦人科学会によると、日本では子供を希望するカップルの10〜15%が不妊であり、医療機関で確認された妊娠の約15%が流産してしまうという。

ジャスティンのコメントにもあるように、以前は一般的であったエイプリル・フールの「妊娠ジョーク」。以前は口に出しづらかった不妊や流産に関して、近年は会話が広まり、「妊娠ジョーク」の自粛を呼びかける運動も増えている。

「今年のエイプリル・フールにフェイクの妊娠を公表する前に、不妊や流産に苦しんでいる人の気持ちを考えてみて」『フェイク妊娠はジョークじゃないよ』」