ファッションジャーナリストの大内順子(本名:宮内順子)さんが10月30日午前、胆管がんのため川崎市の自宅で亡くなった。80歳だった。朝日新聞デジタルなどが報じた。
中国・上海生まれ。青山学院大在学中からモデルとして活躍。その後、ファッション評論家に転じた。1985年からテレビ東京(現在はBSジャパンで放送中)のファッション番組「ファッション通信」の企画構成に携わり、独特の語り口のナレーションで知られた。今年3月放送のパリ・オートクチュールの回が、最後のナレーション出演となったという。
(大内順子さん死去 ファッションジャーナリストの先駆け:朝日新聞デジタルより 2014/11/7 17:08)
大内さんは1950年代からパリ・コレクションなどを取材し続け、シャネルやエルメスなどの海外ブランドを日本に紹介。日本のファッションジャーナリストの草分けとして活躍した。2001年にはフランス政府の芸術・文化勲章を受賞。著書に『パリ・コレの最前列から』『たたかわない生き方』などがある。
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