スマートフォンは日常生活に欠かせない存在となっているが、携帯する場所はわきまえるべきだろう。
柔道の国際試合の最中に、選手の柔道着からスマホがすり落ち、失格となるハプニングがあった。国際柔道連盟が5月12日、その一部始終を撮影した動画をTwitterに投稿している。
ハプニングが起きたのは、アゼルバイジャンで開かれた2019グランドスラム柔道ツアーの一戦。男子81キロ級のアンリ・エグティゼ選手(ポルトガル)とパチェック・ロビン(スウェーデン)選手の試合だ。
組み合った2人が、互いに体をかがめると、エグティゼ選手の道着から黒い物体が試合場に落ちた。
相手選手がすかさず拾い上げると、それはスマホだった。エグティゼ選手は、相手と審判から詰め寄られ、気まずそうにするしかなく、そのまま失格となった。
エグティゼ選手がスマホを入れたまま忘れていたのか、わざと道着の中に携帯したのかは分からないが、 ネット上ではスマホを持ち込んだ理由について次のような“憶測”が広がった。
「心拍数と消費カロリーをグーグルヘルスで共有したかったのでは」
「重要な電話を待っていたのかな...」
「インスタで試合の模様をライブ配信しようとしていたんじゃないか」
「スマホ依存になると、ほんの短い時間でもスマホなしが耐えられないというけれど...」