陣痛は突然やってくる。妊婦さんが病院以外の場所で出産することもあるが、今回赤ちゃんが生まれた場所は、JR常磐線の電車内だった。
JR東日本東京支社が1月19日、ハフポスト日本版の取材に対して明らかにした。
東京支社によると、品川発土浦行きの特別快速(15両編成)が19日午後1時30分すぎ、JR柏駅に停車していたところ、ホーム上に設置されている非常停車ボタンが押された。「車内に急病人がいる」という情報があり、駅員が確認したところ、乗客の女性が車内で赤ちゃんを産んだ直後だった。
女性と赤ちゃんは、通報で駆けつけた救急車で病院に搬送された。母子の健康状態や、付添人がいたかなどは不明という。
この影響で、JR常磐線は約30分間の遅れがでた。
JR東日本東京支社の広報担当者は19日、ハフポスト日本版の取材に対して、「電車内で出産したという話は、東京支社管内では確認したかぎり聞いたことがない」と話した。
このニュースが報じられると、Twitter上では「車内で子供が産まれるってすごい」「おめでたいって言っていいのかな」と驚きの声が広がった。