北朝鮮の金正恩第1書記がコミカルに踊る動画が中国で話題になり、北朝鮮が中国に不快感を表明していると、韓国大手紙・朝鮮日報のサイトが、中国の北朝鮮消息筋の話として伝えた。
それによれば、北朝鮮当局が最近、北朝鮮駐在の中国大使館を通じて「関連動画は金第1書記の尊厳と権威を深刻に毀損している」として削除を要請したが、「中国は北朝鮮の要求を聞きつつ、知らないふりをしている」という。
YouTubeにアップロードされた動画では、金第1書記やアメリカのオバマ大統領、日本の安倍晋三首相ら、世界の首脳クラスの顔を貼り付けた人々が、中国語の歌に合わせて踊ったり、戦ったりしている。再生回数は7月22日正午時点で約45万回。同サイトによると、作成者は中国・蘇州に住む朝鮮族の青年で、韓国に留学経験があるという。
北朝鮮は、正恩第1書記の暗殺をテーマにしたアメリカ映画に対しても、公式報道を通じ「露骨なテロ行為で絶対に許せない」と反発している。北朝鮮は最近、国連などに書簡を送ってアメリカ政府に抗議したと報じられた。
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