「オールブラックス」の異名をとるラグビーのニュージーランド代表のウイングとして活躍したラグビー界のレジェンド、ジョナ・ロム―さんが11月18日、同国で急死した。40歳だった。ニュージーランド・ラグビー協会がTwitterで明らかにした。
スポニチは次のように報じている。
ロムー氏は1994年、19歳でオールブラックスに選ばれると、95、99年のワールドカップ(W杯)に出場。身長1メートル96、体重100キロ超の巨体を生かしたパワーと俊足で95年大会では7トライを挙げたが、チームは決勝で南アフリカに敗れて準優勝に終わった。テストマッチは通算63試合に出場し、37トライを記録。W杯で挙げた通算15トライは個人歴代最多。今年のW杯イングランド大会で南アフリカのWTBハバナが5トライを挙げ、最多記録に並んだ。
95年にネフローゼ症候群との診断を受けて以降も選手として活躍したが、代表からは2002年に引退。03年に腎臓の機能が悪化し、翌年に腎臓移植を受けて05年に復帰したが、けがに悩まされ07年に選手としてのキャリアを終えた。
(オールブラックスのレジェンド ロムー氏死去、40歳の若さで… ― スポニチ 2015/11/18 10:37)
ロムーさんは10月に閉幕したワールドカップ・イングランド大会の関連イベントに参加。死去する数時間前に帰国していたという。
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