ジョニー・デップの離婚協議が泥沼化 友人からは「DVの訴えは捏造」の声も

離婚協議は周囲を巻き込み泥沼化している。
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Photo by: Michael Germana/STAR MAX/IPx 1/9/16 Amber Heard and Johnny Depp at The Art of Elysium's Ninth Annual Heaven Gala. (Culver City, CA)
Michael Germana/STAR MAX/IPx

ハリウッド俳優・ジョニー・デップさんの妻で女優のアンバー・ハードさんが5月23日、ロサンゼルスの裁判所に離婚を申し立て、デップの家庭内暴力(DV)を訴えた。この問題では、デップへの批判がある一方で、彼を擁護する声やハードの訴えを疑問視する声も挙がり、離婚協議は周囲を巻き込み泥沼化している。2人は2015年2月に結婚したばかり。スポニチなどが報じた。

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ロサンゼルス裁判所に接近禁止命令を求める申し立てを行ったアンバー・ハード。(2016年5月27日)

ロイターによると、左頬にアザのあるハードは5月27日にロサンゼルスの裁判所に出廷し、「日常的に身体的、精神的DVの被害を受けていた」と主張。「21日の夜にジョニー・デップが彼女の携帯電話を投げ、頰や目にぶつけた」と申し立て、アザの写真も証拠として提出した。裁判所はデップに対して一時的な接近禁止命令を出し、ハードの周囲100ヤード(約91m)に近づくことを禁じた。

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裁判所に提出した証拠資料の中の写真

ハードはこのほかに「デップがシャンパンのボトルで周囲の物を叩き壊した」とも訴え、割れて床に散らばるガラスの破片や写真フレームなどの写真を提出。DVの原因として飲酒や薬物を挙げている。

ハード側は月5万USドル(約553万円)の配偶者扶養料なども求めている。

■ハードの訴えを疑問視する声も

こうした訴えに対し、ジョニー・デップの友人でコメディアンのダグ・スタンホープは、「彼はハメられた」とするコラムをTHE WRAPに執筆している。コラムでスタンホープは、「アンバーが自分から離れて行く。彼女の提示する条件に従わねば、公の場で彼に関する嘘をつくと脅されている。恐喝だ」とデップが語っていたとしている。

また、デイリーメールはハードが「暴力を受けた」とする翌日にInstagramに友人たちと微笑む写真をアップロードし、裁判所に出向く直前に削除したことを報じている。頰の部分は髪の毛で隠れて見えないが、疑惑を増幅させるものとして紹介されている。

■人間性を擁護

一方、デップの周囲からは彼の人間性を擁護する声も挙がっている。デップの前妻との間の子、リリー・ローズはInstagramを更新し「彼は素晴らしい父親」とした。


私のお父さんは一番優しくて、愛情深い人。彼は私の弟と私にとって素晴らしい父親でしかなく、彼を知っている人すべてが同じことを言うと思う。(リリーローズ)

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