7日にエリック・ガーナーさんとマイケル・ブラウンさんの死に抗議し、ニューヨークでの抗議デモに参加した人たちは、凍えるような寒さに震えたかもしれない。だが、ジョン・レジェンドとその妻のクリッシー・テイゲンのおかげでお腹を空かせることはなかった。
報道によると、レジェンドとテイゲンは気前よく複数のキッチンカーを雇い、無料で温かい食事を提供して抗議者たちをサポートした。
雇われたキッチンカーの中には、人気のキムチ・タコ・トラック(Kimchi Taco Truck)やミルク・トラック NYC(Milk Truck NYC)もあり、マカロニ&チーズを500皿以上もふるまったと、アフリカ系アメリカ人向けのニュースサイト「NewsOne」は伝えている。活動家団体のオペレーション・ヘルプ・オア・ハッシュ(Operation Help or Hush)が配布作業を手伝ったと報じている。
7日、テイゲンは、バイラルメディア「BuzzFeed」の取材に対し自分と夫がキッチンカーの費用を支払ったことを認めた。
レジェンドはミズーリ州ファーガソンでの事件について自分の考えを歌ってきた。8月に起きたこの事件では、武器を持たない黒人男性のマイケル・ブラウンさんが警察官に殺害されている。
グラミー賞受賞者であるレジェンドは、公開予定の映画「セルマ」の楽曲も共同製作している。この映画は1965年の黒人選挙権運動を題材とするもので、曲中ではファーガソンの事件に言及している。
「グローリー(Glory)」と題された楽曲には次の歌詞が登場する。「だからローザはバスに座った/だから俺たちは手を上げてファーガソンの町を歩く/事件が起きれば俺たちの出番だ/ヤツらは言う 「しゃがめ」と/そして俺たちは立ち上がる」。(コモンと共同制作した「グローリー」を下から聴くことができる)
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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