カナダ人のラッパーが、飛行中の小型機上でミュージックビデオを撮影中、機体の翼から落下して死亡する事故が起きた。
CBCなどが報じている。
死亡したのは、34歳のジョン・ジェームズさん。カナダのブリティッシュコロンビア州で10月20日、ミュージックビデオの撮影用に、小型機の翼を歩くスタントをしていた。ジョンさんが翼の外側にですぎたため、機体がバランスを崩して急降下してしまったと、マネジメントチームがCNNの取材に説明している。
マネジメントチームは声明で、「ジョンは翼にしがみついていたが、手が離れてしまった。パラシュートを引く時間がなく、死亡してしまった」と当時の状況を説明している。
機体はその後、バランスを取り戻して無事に着陸し、他にけが人はいなかったという。
CBCによると、ジェームズさんの遺体はその後、ウェストウォールドの野原で発見された。
フリースタイルのスキープレイヤーだったジェームズさんは、危険なスタントに挑戦することで知られていた。