ジョー・コッカーさん死去 「ウッドストック」での熱唱、「愛と青春の旅だち」主題歌で世界的成功 享年70

1969年のロックフェス「ウッドストック」での熱唱や映画「愛と青春の旅立ち」の主題歌などで知られるイギリス出身のロック歌手ジョー・コッカーさんが12月22日、アメリカ・コロラド州の自宅で死去した。70歳だった。

1969年のロックフェス「ウッドストック」での熱唱や映画「愛と青春の旅立ち」の主題歌などで知られるイギリス出身のロック歌手ジョー・コッカーさんが12月22日、アメリカ・コロラド州の自宅で死去した。70歳だった。BBCが報じた。

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1969年に開催されたロックフェス「ウッドストック」でビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」を熱唱するジョー・コッカー

イギリスの新聞「ヨークシャーポスト」によると、死因は肺がんだった。1968年にビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の収録曲「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」のカバーが全英1位となるヒットとなった。また、69年のウッドストックでは独特のアクションをまじえながら同曲を熱唱し、一躍世界的なロックシンガーとなった。1970年に発表されたアメリカ、フィルモア・イーストでのライブ盤『マッド・ドッグス&イングリッシュメン』はコッカーさんの代表作となった。

1970年代はアルコール依存症と薬物中毒に苦しんだが、75年にソウルシンガー、ビリー・プレストンのカバー「ユー・アー・ソー・ビューティフル」が全米でヒット、1982年には映画「愛と青春の旅だち」の主題歌で、ジェニファー ・ウォーンズとデュエットした「アップ・ホエア・ウィ・ビロング」が全米1位の大ヒットとなった。

所属レコード会社のソニー・ミュージックは22日公式声明を発表し、コッカーさんを追悼した。

家族、友人、彼のコミュニティ、そして世界中のファンからジョー・コッカーとして知られたジョン・ロバート・コッカーが2014年12月22日死去した。彼は小細胞肺がんと過酷な闘いをしてきた。70歳だった。

ジョー・コッカーは1944年5月20日イギリスのシェフィールドに生まれ、20代まで過ごした。2007年にはイギリスの女王陛下より大英帝国勲章(OBE)を受賞した。

彼は1964年からブルース/ロックシンガーとして世界的な成功を収め、今もなお続いている。ジョーは40枚近いアルバムを制作し、世界中を幅広くツアーした。

コッカーさんは27年連れ添った妻のパムさんと兄のパムさん、義理の娘のゾーイ・シュローダーさん、そして2人の孫エバさんとサイモンさんを残して旅立った。

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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