ジョディ・フォスター「セクハラ被害、相手側の声も聞くべき」

「Twitterによる正義は、うまくいきません」
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Mario Anzuoni / Reuters

レイプ被害者の葛藤を描いた映画『告発の行方』でアカデミー主演女優賞を受賞したジョディ・フォスターがTVインタビューで、性暴力の告発が相次いでいる現状に、「相手の話も聞くべき」と語った。

ハリウッド界の大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏が女優やスタッフから相次いでセクハラ被害を訴えられたことから、SNS上では「#MeToo*(私も)」 というハッシュタグをつけ、性暴力被害を訴えるムーブメントが巻き起こった。

フォスターはテレビ番組「CBSモーニング」のインタビューでMetooムーブメントについて質問されると、こうした社会現象に理解を示しつつ、次のように語った。

「今起きていることは、驚くべきことです。もちろん、正義のために行われているということも(わかっています)。それでも私は、より幅広い、より困難な対話が必要だと思っています」

「今回の動きは必要なものです。そして次に起きること、すべての社会正義のムーブメントになるようなことを期待しています」

「すべての人が、どのようにしたら癒やされるのかを知りたいでしょうし、さまざまな声を聞きたいと願っている。本当に物事を変えるためには、反対側の声も聞きたいものです」

「Twitterによる正義は、ちゃんとうまくいきません」

フォスターは、監督を務めたNetflixの映画『ブラック・ミラー』の宣伝のため、「CBSモーニング」に出演した。

彼女のMeTooムーブメントに関する発言は、上の動画の4分58秒あたりから見られる。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。