在外フランス人向けテレビ局「TV5MONDE」のFacebookページなどが4月8日、過激派組織ダーイシュ（イスラム国、IS）のサイバーテロに遭い、数時間に渡って書き換えられる事態になった。現在は管理権を取り戻し、通常通り運営されている。
現地時間の8日午後10時ごろから攻撃は始まり、夜中までにTV5MONDEはFacebookページの管理権を取り戻したが、公式ウェブサイトは翌9日の午前5時ごろまで、「メンテナンス中」の状態になっていた。
乗っ取られたFacebookページには、「Je suIS IS」（私はIS）と書かれていた。これは、1月、パリで起きたシャルリー・エブド襲撃事件の後に、テロ反対デモのキャッチフレーズとなった「Je suis Charlie」（私はシャルリー）に倣ったものとみられる。
乗っ取られたFacebookページ
フランスのマニュエル・ヴァルス首相はTwitterで、「TV5MONDEへのサイバー攻撃は、情報と表現の自由に対する攻撃で、看過できない。全面的にTV5MONDEを支持する」と投稿している。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー