ダボス会議の主催で知られる「世界経済フォーラム(WEF)」は5月6日、最新の「旅行・観光競争力報告書」を発表した。日本は141の国や地域中で9位にランクインした。「観光客へのサービス」の項目では首位となり、「おもてなし」の精神が高く評価された。「鉄道インフラの質」でもトップだった。
トップはスペイン。次いでフランス、ドイツ、アメリカ、イギリス、スイス、オーストラリア、イタリアが続き、10位にカナダが入った。上位は欧米でほぼ独占された。
ランキング別に色分けした世界地図は、以下の通り。
日本は前回2013年に行われた調査の14位から5つ順位を上げた。「観光客へのサービス」いわゆる「おもてなし」や、「テロの脅威のなさ」、そして「鉄道インフラの質」など7項目で1位となるなど、高い評価を受けた。一方、物価が119位と、評価が低かった。
アジア太平洋地域では、シンガポール11位、香港13位、ニュージーランド16位、中国17位、マレーシア25位、韓国29位、タイが35位となった。
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