日本代表と同組ですでにグループステージ敗退が決定しているポーランド代表の"不振"がデータ上での数字として明確に表れているようだ。27日、データ分析サイト『Opta』がこれを伝えている。
ポーランドは初戦のセネガル戦で1-2と敗れると、同じく日本に敗れていたコロンビアとの第2戦ではバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキがゴール前で全く仕事をさせてもらえず、3失点の惨敗を喫しており、2戦2敗で日本代表との一戦を前にグループステージ敗退が決まっている。
そのポーランドの不振を象徴するデータとして、「シュート決定率」にあるという。ワールドカップ・ロシア大会・欧州予選10試合においては24.6%を記録している反面、本大会2試合では7.1%となっており、予選と本大会での大きな違いが見られるようだ。
なおポーランドは本大会前に失点数が多いことで周囲から不安視する声が挙がっていたが、1試合平均での失点数は欧州予選においては1.4であるのに対し、本大会では2.5まで跳ね上がっており、当初ファンやメディアなどが抱いていた懸念が的中している格好となっている。
グループステージ敗退が決定し、レバンドフスキがチームメイトを批判するなど内部で"空中分解"の危機にあると伝えられているポーランドであるが、果たして日本代表との最終戦でどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。
(2018年6月25日「Football Tribe Japan」より転載)
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