ビザなしで渡航できる国・地域の数の多さを国別に比較する「パスポートランキング」で、日本が初の単独1位となった。
永住権などの取得支援を手がけるコンサルティング会社「ヘンリー・アンド・パートナーズ」(本社・イギリス領ジャージー島)が調査し、10月9日に発表した。
日本人がビザを取得しなくても訪問できる国・地域は190カ国。前回調査より10カ国増えた。前回日本と並んで1位だったシンガポールは189カ国で2位となった。
調査対象となったのは199の国と地域。同社は航空会社の業界団体「国際航空運送協会」(本部・カナダ)の協力を得て調査し、2008年からランキングを発表している。
日本は前回調査の2018年2月、それまで3年連続1位だったドイツを抜き、シンガポールと並んで初めて世界トップに躍進。今回はさらにビザなし渡航先を増やし、単独1位に躍り出た。
ランキングは以下の通り。