2015年の9月22日は「国民の休日」であるが、「国民の祝日」ではない。えっ、どういうこと? 改めて、国民の休日と国民の祝日の違いについて紹介しよう。
「国民の祝日」とは
「国民の祝日」とは、日本の法律「国民の祝日に関する法律」(祝日法)の第2条で定められた祝日のこと。2015年現在、日本には1年に15日の国民の祝日がある。2016年には8月11日の「山の日」も追加される。
「振替休日」とは
祝日法で決められた「休日」は、祝日以外に2つある。1つは、いわゆる「振替休日」と呼ばれるもの。「国民の祝日」が日曜日に当たるとき、その日の後の最も近い平日を休日とする。
内閣府サイトより
「国民の休日」とは
祝日法の「休日」のもう1つがいわゆる「国民の休日」だ。前日と翌日の両方を祝日に囲まれた平日を指す。
これが起こりうるのは、現行法では9月の「敬老の日」と「秋分の日」に挟まれる平日のみ。「敬老の日」は「9月の第3月曜日」であるため9月15日から21日の間で移動する。一方で、「秋分の日」は「秋分日」が9月22日か23日のいずれかで移動する。これが、数年に一度、不定期に現れる。
内閣府サイトより
2015年9月22日は、数年に1年のタイミングで国民の休日となった。法改正がない限り、次回、国民の休日が現れるのは、2026年(秋分日が9月23日の場合)となる見込み…。
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