朴槿恵・韓国大統領が、日本側が呼びかけていた日米韓首脳会談に応じる可能性が「非常に高い」と、韓国の通信社・聯合ニュースが伝えた。
日本側は3月24~25日にオランダ・ハーグで開かれる核セキュリティーサミットで、安倍晋三首相と朴槿恵・韓国大統領にアメリカのオバマ大統領を交える形で、日韓の首脳が就任以来初めて会談するよう調整していたが、韓国側は慎重な姿勢を見せていた。
聯合ニュースは複数の消息筋の話として、安倍晋三首相が国会答弁を通じ、慰安婦問題に軍の関与を認めた「河野談話」を継承すると繰り返し表明したことと、朴大統領が3月末に予定されていた重要な国内日程を4月に延期したことをあげている。
韓国のある消息筋は「日韓2者の会談はすぐには難しいが、アメリカが日韓の和解を要請していることと、日本の誠意の表現などを考え、日米韓の3者会談は開くことができると思う」とし「韓国政府の立場が確認されれば、議題が調整されるだろう」と話した。
(聯合ニュース「日米韓ハーグ3者会談の可能性が急浮上(総合)」より 2014/03/19 10:51)
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