日本維新の会と結いの党が合流した新党「維新の党」の結党大会が、9月21日に東京都内のホテルで開かれた。維新の橋下徹氏(大阪市長)と、結いの江田憲司氏が新党の共同代表に就任した。
所属国会議員は衆参計52人。維新から38人、結いの党から14人が参加した。時事ドットコムによると、橋下氏は野党勢力を結集し政権交代を目指す考えを改めて強調した。
橋下氏は「改革勢力を結集しようという誓いの下に、維新の党を結成した。政権を取って日本の大掃除をやっていくのが使命だ」と強調。江田氏は「民主党、みんなの党その他どんどん糾合していかなければ、したたかな安倍政権に対抗できない」と述べ、さらなる野党再編が必要だとの考えを示した。
(時事ドットコム『再編へ「改革勢力結集」=「維新の党」が結党』 2014/09/21 16:17)
結党大会では、「改革勢力を結集し、政権担当可能な一大勢力の形成を目指す」とした綱領とともに、道州制導入などを含む65項目の基本政策を発表した。
幹事長には松井一郎大阪府知事、総務会長に片山虎之助参院議員、政調会長に柿沢未途衆院議員がそれぞれ就任した。
【UPDATE】みんなの党に離党届を提出済みの大熊利昭衆議院議員は、9月21日21時現在、維新の党に入党していない。維新の党事務局は「維新の党に入党する意向だが、まだ離党届が受理されていないため入党できない」とハフィントンポストの電話取材に答えている。(2014/09/21 21:44)
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