欧州に遠征しているサッカー日本代表は11月16日、国際親善試合を行い、オランダ代表に2対2(前半日本1対2オランダ)で引き分けた。
日本は試合開始直後から、前線からオランダにプレッシャーをかけ積極的に仕掛けるが、前半12分、自陣深くで内田のパスをカットされファン・デル・ファールトにシュートを決められ失点。その後、ピッチを広く使って速いボールを回すオランダの攻めに苦しみ、前半38分にロッベンのミドルシュートで追加点を許す。
2点を先行され苦しい展開の中、前半終了間際の43分、中盤で奪ったボールを長谷部が大迫にパス。ダイレクトで左隅に決めて日本が1点を返す。
後半開始から遠藤と香川が交代で入ると、リズムの良いパスと連動した守備でペースを掴み、後半14分に遠藤、内田、本田、大迫と華麗なパスワークから本田が同点ゴールを決める。
その後も日本はボールを支配し押し気味に試合を進めるが、柿谷が決定的なチャンスを外すなど、勝ち越し点を決めることができずに試合終了となった。
10月の欧州遠征ではセルビア、ベラルーシと来年のワールドカップに出場しない2国に破れたが、強豪国のオランダを相手に2点差を追いつき、後半は優位にゲームを進めるなど充実した内容を見せた。
ザッケローニ監督は試合後のインタビューで「満足できる内容だった。攻撃も機能しカウンターもよく決まった」と話している。
日本代表は20日早朝に、ベルギーと対戦する予定。
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