岡崎慎司の同僚、カジノで「ジャップ」連呼して謝罪 プレミアリーグ

サッカー・イングランドのプレミアリーグ、レスター・シティに所属するFWジェイミー・ヴァーディーが8月9日、人種差別用語にあたる「ジャップ」を連呼したとして、謝罪のコメントを発表した。
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Leicester's Jamie Vardy celebrates after scoring Leicester's winning goal against West Brom during the English Premier League soccer match between West Bromwich Albion and Leicester City at the Hawthorns, West Bromwich, England, Saturday, April 11, 2015. (AP Photo/Rui Vieira)
ASSOCIATED PRESS

サッカー・イングランドのプレミアリーグ、レスター・シティに所属するFWジェイミー・ヴァーディーが8月9日、人種差別用語にあたる「ジャップ」を連呼したとして、謝罪のコメントを発表した。BBCが伝えた。

レスターには日本代表FW岡崎慎司が所属している。

イギリスの大衆紙サンによると、ヴァーディーは7月26日未明、レスターにあるカジノでポーカーをしている最中、店に入ってきたアジア系とみられる客に、「あっちへ行け、ジャップ」と数回叫んだ。サンが公開した動画には、ヴァーディーが「ジャップ」と叫んで立ち上がり、チームメートに制止される場面が映っている。「ジャップ」は「Japanese」の短縮語だが、第2次世界大戦中は日本人に対する蔑称として使われた。

ヴァーディーはサンの取材に対し「私の起こした行為について心から謝罪します。反省すべき間違いであり、責任はすべて自分にあります。期待を裏切る行為をしてしまったと認識しています」と述べた。

レスター・シティの広報担当者は「選手たちにはピッチの内外で最高の規範が求められ、それは地域社会で模範となるべきものだ」として、ヴァーディーの発言についての内部調査を始めることを明らかにした。