アメリカ映画「ダイ・ハード」などに出演し、日系アメリカ人俳優の草分け的存在だったジェームズ・シゲタさんが7月28日、ロサンゼルスで就寝中に死去した。81歳だった。アメリカのメディアの報道として、朝日新聞デジタルなどが伝えた。
ハワイ生まれ。ニューヨーク大学で演劇を学び、スター発掘番組をきっかけに芸能界入りした。「クリムゾン・キモノ」(59年)で映画デビュー。60年にはゴールデン・グローブ賞有望若手男優賞に選ばれた。歌手としても活動し、57年と58年にNHK紅白歌合戦に出場した。
88年には、アクション映画「ダイ・ハード」でテロリストに脅されながらも屈せず、撃ち殺されるタカギ社長役を演じた。北野武監督の「BROTHER」(01年)にも出演した。
(朝日新聞デジタル「米俳優ジェームズ・シゲタさん死去 ダイ・ハード出演」より 2014/07/30 11:48)
CNNによると、主な出演作に「太陽にかける橋」(1961)、「ミッドウェイ」(1976)などがあり、2009年のコメディー映画「The People I've Slept With」(邦題『ヤッた相手が多すぎて』)が最後に名を残した作品となった。
NHKで放送されて日本でも人気のあったドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」にも出演した。
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