ダーイシュ(イスラム国)、新たな独自SNSサイトを立ち上げか

過激派組織ダーイシュ(イスラム国)関連とみられる新たなサイトが開設された。Wall Street Journalは、FacebookやTwitterなど主要ソーシャルメディアから締め出されたダーイシュが、独自のソーシャルメディアを立ち上げたと報じている。
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過激派組織ダーイシュ(イスラム国)関連とみられる新たなサイト「5elafabook」が開設された。Wall Street Journalは、FacebookやTwitterなど主要ソーシャルメディアから締め出されたダーイシュが、独自のソーシャルメディアを立ち上げたと報じている。

誰がこのサイトを製作したのか不明だが、ドメイン名登録情報をみると、米アリゾナ州に本拠を置くドメイン登録大手ゴーダディー(GoDaddy)・ドット・コムに登録されていることを示している。登録者名は「Abu Musab」で、アドレスはイスラム国が支配しているイラクのモスルとなっている。登録者の国名はエジプトとされており、恐らくこれはゴーダディーの国別ドロップダウンメニュー(項目を選択する方式)にイスラム国という国名がないためとみられる。

「イスラム国」、独自のサイト立ち上げ-主要SNSからの締め出しに対応 - WSJより 2015/03/13 09:16)

サイトには3月13日正午現在、告知文の画像だけが掲載されており、「会員の安全と情報を守るために一時的に閉鎖した」と書かれている。告知文によると、サイトはダーイシュの経済的な支援を受けていないとしているが、「サイト開設の目的は、世界全体に、我々が銃だけで支配したり、洞窟に住んでいたりするわけではないことを明らかにすることだ。メディアが描くような、殺人だけのために生きているわけではない。アラーの地域の敵と戦っているのだ」と述べている。

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