イメージだけじゃ語れない。女一人でイスラム圏を旅して気付いたこと

意外にも筆者が交流したイスラム教徒達は、違う文化や習慣をもっているだけで、女性にも優しい人が多かったです。
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イスラム教徒と聞いて、どんなイメージをしますか?

日本ではまだまだ珍しいイスラム教徒の方たち。テロなどで悪い印象を抱いてしまっている方も多いかもしれませんが、普通のイスラム教徒の方達には親切な方もいっぱいいるんです。

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そこで今回は、女子1人旅でイスラム教徒が多い国を旅行した筆者が、現地の方と接する中で気付いたことをご紹介します。

女性はお姫様のように大事にされる

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「イスラム=女性蔑視」と捉えている人もいるのでは?でも実際は、反対です。

イスラム教では女性が男性を選ぶというルールがあったり、黒いヴェールのブルカも、もともと宝石と同じように価値がある女性を守るためにできたものでした。

筆者自身も、ご飯をご馳走になった男性にお礼をいうと、「男を甘やかしすぎだ。そんなにお礼や笑顔を簡単に与えてはいけないよ」といわれたり、他のイスラム諸国に滞在したときにはまるでお姫様のように扱ってもらった経験があります。

彼らが「自分の国では、女性を守るのが当然だ」といっていたのがとても印象的でした。

助け合いの精神がすごい

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筆者がイスラム諸国を旅行したのは、ラマダン(断食)の時期。

イフタール(1日の断食が終わって最初の食事のこと。イスラム教徒は日が昇っている間はご飯を食べず、日没と共に最初の食事を取る生活を1カ月過ごす)のボランティアに参加しました。

ラマダンは、もともと貧しく食事が食べれない人の気持ちを理解するために始められました。そのため、この時期にはお金を持っている人が食事を無料で配布するのです。

また、イスラム教では貧しい人に対する思いやりがとても重要とされています。

なので、お金を貸した際に利子を取ることを禁止していたり、産油国では税金や水光熱費・医療費・教育費が全て無料なんてこともあるのです。

やっぱり露出は控えるべき

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観光客が多い場所では、他の旅行者の格好を見ながら自分の服装を決めるひとも多いのでは?でも、イスラム諸国を旅行する場合は、現地の人のアドバイスに従うほうがよさそうです。

私があるイスラム教の国を旅していたときに、他の観光客が露出のある格好をしていたことや、有名な観光地で外国人も多いことから、気が緩んでギリギリ膝丈のワンピースを着ていました。

すると、現地の友達から「その丈はちょっと短いよ」と注意されてしまいました。常にお邪魔しているという感覚を忘れず、現地の文化を尊重しながら旅するように心がけたいですね。

国や地域で、宗教への姿勢はまったく違う

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ひとくちにイスラム教徒といっても、アジアのイスラム教徒・アラブ系のイスラム教徒・産油国のイスラム教徒など、宗教への姿勢は全然違います。

ムスリムでも断食しないひとや、お酒を飲むひとが多くいる国もあり、最初はとても驚きました。イスラム教とその国の習慣が混じり合って、地域ごとに文化やルール、法律が設定されているようです。

「イスラム教徒だから」と決めつけるのではなく、その地域のルールに従うことが大事だと感じました。

すぐに「結婚して」といわれる

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イスラム教では結婚前の交際が禁止されています。

なので付き合ってとか、デートしようよという感覚で「結婚して」という人もいるようです。日本とは意味合いが全然違うので、女性は気をつけて!

まとめ

やっぱり女性なので、服装やセクハラなど気をつけなくてはいけないところはありました。

でも、意外にも筆者が交流したイスラム教徒達は、違う文化や習慣をもっているだけで、女性にも優しい人が多かったです。

ハマる人も多いイスラム諸国への旅行。服装や安全には気をつけながらぜひ挑戦してみて欲しいです。

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