ダーイシュ(「イスラム国」)に捕らわれた外国人の人質たち【画像】

日本人男性2人が殺害され、ヨルダン人パイロットも殺害されていたことが判明した過激派組織ダーイシュ(「イスラム国」)の人質事件。ほかにもダーイシュのグループに捕らわれた外国人の人質が数多くいる。
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FILE - This undated image posted on Aug. 27, 2014 by the Raqqa Media Center of the Islamic State group, a Syrian opposition group, which has been verified and is consistent with other AP reporting, shows fighters of the Islamic State group waving the group's flag from a damaged display of a government fighter jet following the battle for the Tabqa air base, in Raqqa, Syria. The Islamic State group is test flying, with the help of former Iraqi air force pilots, several fighter jets captured earlier from air bases belonging to the Syrian military, a Syrian activist group said Friday, Oct. 17, 2014. The report by the Britain-based Syrian Observatory for Human Rights could not be independently confirmed, and U.S. official said they had no reports of Islamic State group militants flying jets in support of their forces on the ground.(AP Photo/ Raqqa Media Center of the Islamic State group)
ASSOCIATED PRESS

日本人男性2人が殺害され、ヨルダン人パイロットも殺害されていたことが判明した過激派組織ダーイシュ(「イスラム国」)の人質事件。ほかにもダーイシュのグループに捕らわれた外国人の人質が数多くいる。このなかには、身代金の支払いと交換に解放されたとされている人質も含まれている。

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ジョン・キャントリー氏:イスラム国の複数のプロパガンダ動画に登場し、声明を伝えているイギリス人フォトジャーナリスト。シリアの国境の街コバニとイラクの都市モスルにいるといううわさがあり、おそらく声明を強要されている。2012年11月に、アメリカ人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー氏とともに誘拐された。2014年8月、ダーイシュグループの過激派は、フォーリー氏を斬首し、殺害した。

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2012年11月11日、シリアのアレッポで自由シリア軍の兵士とポーズを取る、イギリス人のフリーランスフォトジャーナリスト、ジョン・キャントリー氏(AP Photo, File)

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パオロ・ダルオグリオ神父:2013年7月に、シリアの都市ラッカでイスラム過激派と会うための旅行の後に行方不明となったイタリア人のイエズス会の神父。

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イタリア人神父、パオロ・ダルオグリオ氏。2012年9月25日、パリにて(KENZO TRIBOUILLARD/AFP/GettyImages)

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サミール・カサースベ氏:衛星チャンネル、スカイニュースアラビアのレバノン人カメラマン。10月15日、アレッポ近郊で仕事中に誘拐。アレッポはシリアの商業の中心地で、2012年に反乱軍が市内の一部を掌握して以来、激しい戦闘が行われている。

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アブダビに本社を置く放送局、Sスカイニュースアラビアの日付なしの動画より。ポーズを取るレバノン人のサミール・カサースベ氏。場所は不明。

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イシャク・モクタール氏:スカイニュースアラビアのモーリタニア人レポーター。10月15日、アレッポ近郊で誘拐。

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アブダビに本社を置く放送局、スカイニュースアラビアの2013年10月20日の動画より、シリアからレポートするモーリタニア人のイシャック・モクタール氏。

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身元不明のアメリカ人女性:2014年シリアで、援助団体で勤務中に誘拐。アメリカ政府は、この女性の身の安全への懸念から、身元を確認しないように要請している。

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国際赤十字の3人の職員:3人は、2013年10月にシリアのイドリブ県サラケブ近郊で誘拐。国際赤十字は、彼らの身の安全への懸念から、彼らの身元についての情報と、どの組織に捕まっているのかという情報の提供を拒否している。

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7人のレバノン人兵士:8月に、レバノンの国境の街アーサルで、シリアからの国境を越えた過激派の襲撃により誘拐。

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グレタ・ラメリ氏とヴァネッサ・マーズロ氏:それぞれ20歳、21歳のイタリア人の救援隊員。5カ月以上シリアで人質として拘束された後、2015年1月に解放された。

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2014年夏にシリアで誘拐されたイタリア人の救援隊員のグレタ・ラメリ氏(左)とヴァネッサ・マーズロ氏。解放後の2015年1月16日早朝、ローマのチャンピーノ空港に到着。

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ニコラス・ハマーシュトラム氏とマグナス・ファルケヘッド氏:約90日間拘束された後、2015年1月に解放されたスウェーデン人のフリーランスジャーナリスト。スウェーデン政府は、だれが彼らを拘束し、どのように解放されたのかについて語ることを拒否している。

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2014年1月9日、スウェーデン、ストックホルム北部のアーランダ空港にて、記者会見で話をするマグナス・ファルケヘッド氏(左)と写真家のニコラス・ハマーシュトラム氏。

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エドアール・エリアス氏、ディディエ・フランソワ氏、ニコラス・アニン氏、ピエール・トレス氏:10カ月間人質として拘束された後、2014年4月に解放されたフランス人ジャーナリスト。

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解放されたフランス人人質の到着時に話すフランスのフランソワ・オランド大統領(左から3人目)。左から、ディディエ・フランソワ氏、エドアール・エリアス氏、ニコラス・アニン氏、ピエール・トレス氏。2014年4月20日(日)、パリ郊外のヴィラクブレー空軍基地にて。

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ハビアー・エスピノーサ氏、リカード・ガルシア・ヴィラノヴァ氏、マーク・マージンダス氏:数カ月人質として拘束された後、2014年3月に解放されたスペイン人ジャーナリスト。

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2014年、3月30日(日)、スペイン、マドリードのトレホン・デ・アルドスの空軍基地で、到着時にポーズを取る、ハビアー・エスピノーサ氏(右)とリカード・ガルシア・ヴィラノヴァ氏(左)

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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