過激派組織IS(イスラム国)の戦闘員が、シリア北部ラッカで、自分の母親を公開処刑していたと、イギリスに拠点を置くNGO「シリア人権監視団」が1月8日に報告した。
ラッカはISが「首都」と称する都市。「シリア人権監視団」によると、戦闘員の男は20歳で、母親が勤務するラッカの郵便局の近くで、数百人の前で母親を銃殺したという。
母親は、アメリカなど有志連合による空爆によって息子が命を失うことを懸念。息子にISを離れるように働きかけ、一緒にラッカから逃げようとしていたという。その後、息子がISに報告し、母親は背教の罪に問われた。
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