アメリカの政府高官は1月30日、イランが29日に準中距離弾道ミサイル(MRBM)の発射実験を実施したと明らかにした。FOXニュースが報じた。
この高官は匿名を条件に、発射実験は首都テヘランの西225キロの位置にあるセムナン州の発射場で行われた。このタイプのミサイル発射実験は2016年7月以来という。
ロイターによると、ホワイトハウスもミサイル実験の事実を確認したと発表した。ショーン・スパイサー報道官は会見で「現在調査している。イランがミサイルを発射させたことは確認している。正確な情報を調査し、分かり次第後ほどお知らせする」と述べた。
イスラエルの新聞「ハアレツ」によると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は30日、Facebookページに動画を投稿し、イランのミサイル実験は国連決議に違反していると非難した。ネタニヤフ首相は2月15日、ワシントンでトランプ大統領と会談し、イラン制裁について協議すると明らかにした。
イランは再び弾道ミサイル実験を実施した。これは目に余る国連安保理決議違反だ。ワシントンでのトランプ大統領との会談では、今回の件や他の件で新たなイラン制裁を提案するつもりだ。イランの侵略は決して看過してはならない。
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