一風堂、参院選で投票したら替玉か玉子を無料に 「ラーメンは伸びない方が良い。投票率は伸びた方が良い」【全ポスター画像】

一風堂が、参院選で「選挙割」キャンペーンを始める。「一票を大切にする人を、一風堂は大切にします。」などと書かれたポスターで投票を呼びかける。
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参院選の投票済証明書を見せてラーメンを注文すると、替え玉か玉子が無料になる。
ラーメンチェーン店の「一風堂」が、そんな「選挙割」キャンペーンを7月21日〜7月31日の期間限定で実施すると発表した

7月21日~7月31日の期間中、日本国内の「一風堂」「SHIROMARU BASE」全店で、第25回参議院議員通常選挙の投票済証を見せると、「替玉一玉」もしくは「半熟塩玉子一個」のいずれかが無料でサービスされる。期間中は何度でも利用できる。

一般的な「選挙割」サービスでは、35歳までの年齢限定が設定されることもあるが、一風堂の広報担当者によると、今回のキャンペーンでは、35歳までという年齢制限はないという。

一風堂はこのキャペーンで、「きっかけがラーメンだっていいじゃない」「ラーメンは伸びないほうが良い。投票率は、伸びたほうが良い。」など、ウィットに富むポスターも作成。店頭に掲出し、投票を呼びかける。

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一風堂が選挙割を実施するのは、2016年参院選、2017年衆院選に続き、今回が3回目。「選挙割」への支持率は年々上昇しているという。

公式ツイッターは「継続することに意義ありということで行います。皆さんが選挙に行ったり選挙について話し合ったりする、ささやかなきっかけになれば嬉しく思います」などと投稿した

会社が選挙割に取り組むことで、社員の意識も変わったようだ。今回のポスターに使われている、「私もこれで選挙に行くようになりました」という言葉は、実際に福岡の店舗で働く28歳の店長のもの。この店長は、「会社がこのような取り組みを行うことで、自分の選挙に対する意識が変わった」と述べた。

「投票済み票」が発行されなかったときは?

投票済み表とは、各種選挙の投票後に、その証明として選挙管理委員会から交付される証明書のこと。自治体によっては発行しないこともあったり、証明書の発行事務が増えるなどの理由から、嫌がる選挙管理委員会もある。

投票済み表が発行されない場合、無料サービスは受けられないのかだろうか? 一風堂は、「今回の選挙の会場と分かる看板などの前で撮った写真をお見せいただく形でも適用させていただきます」と、公式ツイッターで呼びかけた