アップル、次の iPhone 5S ではゴールド本体色も用意?「流出パーツ写真」が出まわる
9月10日の発表がうわさされるアップル iPhone 5S (仮) には、従来の白と黒に加えて金の本体色も加わるかもしれません。
上はリンク先のフランス Macboutic が掲載した「iPhone 5S の流出パーツ」とされる画像。シャーシ以外にも内部のスイッチや配線など細々としたパーツが公開されており、カバーや交換用のケースではなく実際の iPhone 5S 部品であるとされています。(背面のロゴや刻印が見当たらないのは、「掲載前に画像処理で消した」ため。刻印部分には多くの情報が含まれるため流出元の特定を防ぐ意味もあります)。
さて、今回の「流出」の真偽はともかく、iPhone といえば黒か白のモノトーンという印象に慣れた目からすると、落ち着いた色合いとはいえ金ピカなんてあり得ない!アップルの美学からして(略)とも思えます。
しかしもともとアップルは創業者が復帰した後の象徴的製品 iMac で「フラワーパワー」やら「ダルメシアン」といった派手なパターンを採用したり、半透明筐体を流行させるなど、時代ごとに新しい感覚を開拓する社風です。そういえば林檎のロゴも、15年ほど前にモノクロになる前は20年以上にわたってカラフルな6色でした。
などと古い話を持ち出すまでもなく、現在も iPod 本体や iPad の純正カバーでは多数のカラーバリエーションがあります。またうわさの低価格モデル iPhone 5C (仮) では、コスト削減のための樹脂製筐体を活かして多数のカラーバリエーションが用意されるという説もありました。
iPhone 5S (仮) が2ラインのうち上位版の位置づけになるとすれば、分かりやすい高級感と金属筐体の質感を主張するゴールド筐体が加わっても不思議はありません。大きな成長市場でありながらAndroid勢の躍進が著しい中国でも、いかにも好まれそうな色ではあります。
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