MacRumors
アップルが準備中と噂される、iPhone 11シリーズよりは小型かつ廉価モデルのiPhone SE2(仮)。昨日、「明日には」すなわち日本時間で4月3日の深夜~4日未明に発表されるとの情報もありましたが、結局は空振りに終わっています。
その一方で、アップルの公式オンラインストアで「iPhone SE」(iPhone SE2の正式名称と噂されるもの)が間もなくリリースされる可能性が高い手がかりが現れたと報じられています。米MacRumorsによると、4月2日(米現地時間)に米アップル公式オンラインストアで「Belkin InvisiGlass Ultra Screen Protection for iPhone 8 & 7」(ガラスフィルム)の製品ページが更新され、iPhone 7およびiPhone 8に加えてiPhone SEとの互換性も記載されたとのことです。
現行のiPhone SEは画面サイズが4インチに対して、iPhone 7/8は4.7インチです。つまり4.7インチ画面を持つ「iPhone SE」の存在が示唆され、それは噂されているiPhone SE2の特徴(iPhone 8がベースで画面サイズも同じ)に一致するというわけです。なお、話題となった製品ページはすぐに修正され、元の「iPhone 8&7」表記に戻されています。
アップルのオンラインストアに掲載された製品は、当然ながらアップルのチェックを経ているはず。つまりアップル自らが、4.7インチ画面を持つ未発表の「iPhone SE」が準備中と認めた可能性が高いといえます。
今回の公式リーク(?)ではこれ以上の情報はありませんが、iPhone SE(2020)はiPhone 8から画面サイズとTouch IDを継承しつつiPhone 11シリーズと同じA13 Bionicプロセッサを搭載、メモリは3GB、価格は399ドル~で現行のiPhone 8よりも50ドル安価といった予測は固まりつつあります。また本体色は白、黒、(Product)REDの3種類、内蔵ストレージは64GB/128GB/256GBとの観測も追加されています。
今のところ4月3日~4日発表の予測が不発に終わったことで、もう1つの「4月15日発表、22日出荷」説が有力となったかっこうです。iPhone 11シリーズよりも安価に、最新のプロセッサでアプリやオンラインサービスを楽しみたい......という人には、今後1~2週間のうちに朗報がもたらされるのかもしれません。
Source: MacRumors
2020年4月4日Engadget 日本版「アップル公式オンラインストアに新型「iPhone SE」の手がかりが登場」より転載
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