アップルのティム・クックCEO、iPhone 7の「想像もつかない新機能」を予告

会社の秘密主義により詳しくは語れないとしながらも、開発中の製品にとても興奮を抑えきれないと技術革新を強調しています。
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アップルのティム・クックCEOが2016年発売のiPhone 7(仮)につき、「それなしには生きていけなくなり、想像もつかない新機能」を実装すると予告しました。会社の秘密主義により詳しくは語れないとしながらも、開発中の製品にとても興奮を抑えきれないと技術革新を強調しています。

この発言は、ニュース専門放送局CNBCでのインタビューの中で飛び出したもの。クックCEOは開発中のiPhone(iPhone 7)はiPhoneユーザーが買い替えたくなる製品であり、以前はこれなしにどうやって生活してたんだ? と振り返られる機能が搭載されると熱っぽく語りました。

妙に買い替えに重点が置かれているのは、今年4月末に発表された同社の第二四半期決算に株式市場が失望し、株価が急落したことへの批判に対して火消しを迫られた事情からです。

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アップルの発表によれば、売上高は前年同期比で13%のマイナス。特に落ち込みが激しいのがiPhoneで、出荷数が-16%、売上高で-18%を記録。その大きな原因はiPhone 6sへの買い替えが6の時よりもずっと少なかったからだと、クックCEO自らが認めています。

しかし、これまでiPhone 7については6sから大きく変更されるといった前情報はなく、むしろ来年の10周年iPhoneの方が大刷新が噂されています

前面背面ともにガラス素材を用い、初の有機ディスプレイが採用されるのでは? と言われる10周年モデルに対して、iPhone 7はレンズの大型化やヘッドフォン端子が廃止などマイナーチェンジの域を出ない話ばかりです。

そうした前情報を踏まえて、買い控えられてはたまらないと牽制球を放ったということでしょうか。クックCEO自らが高くしたハードルを鮮やかにクリアすることを期待し、あっと驚く準備をしながらその日を待ちたいものです。

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