「みなさん、私とにらめっこしてみませんか?」
韓国では最近、芸能人とにらめっこする動画が人気を集めている。下記の女性の動画も同じように「にらめっこをしませんか」と始まるのだが、他の動画とは少々内容が異なっている。
みなさん、私とにらめっこしてみませんか?せ〜の!
(にらめっこ中)
あぁ、私が負けましたね〜。
実は私、低視力症の視覚障害者です。
これからも、今みたいに私たちの目をもっとたくさん見つめてくだされば嬉しいです。
動画に出演しているのは、視覚障害のある女性だ。動画の最後には、「大韓民国の視覚障害者、25万人」「みなさんの更なる関心とまなざしが必要です」と、テロップが流れる。
映像を制作した「シルロアム視覚障害者福祉館」は、ハフポスト韓国版に「(視覚障害者が)出演を決心なさっただけでも意味がある」とコメント。「表に立つことを敬遠している方たちが多く、交渉は難しいものでした。しかし、趣旨を充分に説明することで、出演許可を得ることができました」などと話した。
ハフポスト韓国版に情報を提供した読者は「こうやって直接、低視力症の方が勇気を出して出演したことが、頭を離れませんでした」と述べた。「視覚障害者の方たちにとって、多くの助けとなればと思う」。
シルロアム側はにらめっこ映像をシリーズで制作。以下の映像で他の方ともにらめっこできる。
ハフポスト韓国版より翻訳・加筆しました。