円安などによる原材料価格の上昇を受けて7月、パンやチョコレートなど身近な食品が続々値上げをする。さらに値上げは、ノートやはさみなど文房具にも広がっている。テレ朝newsなどが報じた。
製粉大手の日清フーズ、日本製粉、昭和産業は家庭用小麦粉、てんぷら粉、パスタなどを最大8%値上げします。4月に輸入小麦の政府売り渡し価格が引き上げられたことなどが要因です。山崎製パン、フジパン、敷島製パンは、食パンや菓子パンなどを最大7%値上げします。また、原材料価格の高騰や人件費の上昇などを受け、永谷園はお茶漬けやふりかけなど60品目を、タカノフーズは納豆の一部商品をいずれも25年ぶりに値上げします。さらに、同様の理由からコクヨは、ノートやはさみなどを平均で約9%値上げします。来月7日以降には明治やロッテ、森永製菓もチョコレートの値上げを予定しています。
(小麦粉、パスタ、パン…7月も値上げ 25年ぶりも 2015/06/30 11:53)
このほか、衣料品チェーンの「ユニクロ」は、秋冬向けの商品の一部を平均で約10%値上げする見通しだ。
SankeiBizは、「値上げされる主な商品」について次のように挙げている。さらに、「業績改善などを背景に、夏のボーナス支給額を増やす企業が増える中、手取り額のアップでどこまで家計が負担を吸収しきれるかが、回復基調にある個人消費の行方を左右しそうだ」と指摘している。
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