20代を生きるって楽じゃない。楽しくもないデートをいくつもこなし、ジムで必死に体を磨かなきゃいけない。それに、欲しいものがありすぎるから、お財布はいつもすっからかん。
そんな大変な20代の毎日が、イラストレーターのジュリー・ホウツさんが描く作品の中では笑いに変わる。
「最悪のデート。つまらなくてもう帰りたい。それなのに相手がもう一杯オーダーした…」
ホウツさんはVOGUEのインタビューで、周りの人たちからインスピレーションを得ていると説明し、冗談まじりにこう述べている。
「基本的には、みんなどこかおかしいと思っています。それを認めようとしない人と仲良くなるのは難しいですね。私は他人を手厳しく批評する。だけど、自分にはもっと厳しい。そうすることで、正当に批評しています」
シニカルかつコミカルに20代を描くホウツさんのイラストは、Instagramで大人気だ。自由奔放に振る舞ったり、予定をドタキャンしたり、時には理解できない行動も、ホウツさんのイラストを見るとなんだか許せる気持ちになるから不思議だ。作品が気に入ったら、彼女のウェブサイトも見てみよう。
「ようやくお給料が入って、金欠から解放された!よし、お金を全部使ってお祝いしよう」
(左)「髪が伸びてうっとうしい。短くしたい」
(右)「髪が短くてつまらない。伸ばしたい」
「実家で古い日記を見つけた。昔の自分がとんでもなく恥ずかしいことを書いていて固まる。だけど、今も全然変わってないことに気付いて固まる。変わったのは、年を取ったことだけだ」
「ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの話題が落ち着くまで、地下の隠れ家に3カ月くらいこもってるね。バイバイ」
「ありのままの私を受け入れてくれる人なんていないんじゃないかな。サブウェイのパンとドミノピザの匂いを愛してる人」
「自宅でインド料理食べたい気分だったから約束キャンセルしたけど、来週空いてる?」
「付き合っている相手を中心に生きてきた。それなのにその人が突然去ってしまった。残っているのは思い出と消えかかった日焼けだけ」
「正確に計算すると、私の分は42.5ドル、あなたの分は44.3ドル」まじで? 細かすぎて頭真っ白。
大抵いつもこんな気分。「何か聞きたいことがあるの?」
人生何もかもが上手くいかなくなったら、とりあえず
1. ジムで3クラスぶっつづけにとって、
2. 体に良さそうなものを全部入れた、スペシャルドリンクを飲んで
3. マクラメ編みをする。
ハフポストUK版に掲載された記事を翻訳しました。
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