今となっては、運転中にメッセージ送受信することが危険なのは明らかだ。それでも、もっと説得力のある説明を人にしたいのであれば、このフォルクスワーゲンの隠し撮りカメラを使った広告を見せよう。痛いほどわかってくれるはずだ。
香港の映画館らしき場所が舞台のこの広告では、熱心に見つめる観客と、スクリーンに流れる走行中の車の運転席から見たフロントガラスの景色が映される。
だが、しばらくして、映画館の中から意図的に、この映画ファン全員に向けて、一斉にテキストメッセージが送信される。
観客の多くが携帯をさっと取り出し、携帯に目を落とす。すると...
次に何が起こるか、おそらく想像がつくだろう。2012年に、アメリカ国家道路交通安全局 (NHTSA) は、運転手の不注意に関連した交通事故で、3,328人が死亡し、42万1,000人が負傷したという推計を出した。「メッセージの送受信は、運転手は視覚、手、認知能力を使う必要があるので、不注意の原因の中で飛び抜けて危険な行為だ」と、アメリカ国家道路交通安全局のWebサイトに記載されている。
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