こんにちは、Six Apart ブログの中山です。
ブログとか企画のタネって、会議室やデスクでウンウン唸ってもまず妙案は浮かばないものです。
閃きが訪れる瞬間とは、電車での移動中とか入浴中とか、ランチを注文してからサーブされるまでの数分の間だったりします。アイデアというヤツは神出鬼没で、こっちの都合を一切考えてくれません(笑)。
そんなときに限ってメモ帳を持っていなかったり、そもそもパソコンがない環境だったりするもの。「後で思い出せばいいや」とその場をやり過ごして、「すごくいいアイデアが脳裏をかすめた記憶だけはあるんだけど、なんだったっけ・・・」と後悔するのも典型的なあるあるです。
そうやって逃がしたひらめきとかアイデアって、もったいないですよね?
ということで、閃きを逃さないための個人的な工夫をいくつか紹介します。
Photo Credit: Eric Flexyourhead via Compfightcc
アイデアが降りてくるのは、○○○しているとき
いつどうやってアイデアが降りてくるかは人それぞれでしょうが、私の場合は朝の通勤中です。とくに「自転車で走っているとき」に閃きが起きやすい。
理由はよくわかりませんが、無心で淡々とペダルを漕いでいるので、きっと脳内はリラックスしているのだと思います。
アイデアが降りてきたときどうするかですが、どんなに面倒でも、汗だくで指の先までベットベトでも(夏場)、寒さで手がかじかんでいようとも(冬場)、「その場でメモること」を鉄則にしています。なぜなら、メモらないとほぼ確実に忘れてしまうから。
まず、自転車を脇道に寄せて停まります。下り坂で急に止まれない状況であれば、赤信号まで待ちます。
冬場はiPhone操作のたびにグローブを外さねばならなくても、億劫がらずに立ち止まります。
メモの方法にもひと工夫
駐輪したらiPhoneのメーラーを立ちあげ、自分宛にメールを送ります。エバーノート関連のアプリでもいいのですが、起動時間がもどかしいので、使うのはもっぱらメールのみ。メーラーは瞬時に立ち上がってくれます。
スクロールすらめんどくさいので、アドレス帳の一番上に自分が表示されるように設定しています。上位3つが、もっとも利用頻度の高いメールアドレスです。
「オレサマ」が私(笑)。「プーさん」は妻のアダ名です(笑)。ときどき、メモをエバーノートに送りたいときもあるので、3つ目はエバーノートのメールアドレスにしています。ふりがなを「あ」にすれば最上部に来ます。(2番めは「ああ」、3番めは「あああ」)
メモは自分にだけ理解できればよい
メモは端的にがモットーなので、ひとつのメールに複数のアイデアは書きません。「1メール、1アイデア」がマイルールです。
よって、入力するのは単語かフレーズのみで使うのはタイトル欄。本文は空っぽです。
「☓☓☓の件、○○○○さんに訊いてみよう」と思い付いたら、
>>>「○○○○さん、☓☓☓、質問(^^ゞ」で送信
「○○○○と△△△△で検索したら、探してたアレに近い情報が集まるはず」と閃いたら、
>>>「○○○○と△△△△で検索せよ(^o^)/」で送信
「□□□の切り口でA社に取材したら、いい話が聞けそうだ」と気づいたら、
>>>「A社、□□□、取材プリーズ(`・ω・´)ゞ」で送信
このていどです。自分にだけ理解できればよい書き方でOK。
顔文字は、なんとなくホノボノするから付けています(笑)。
アクセスしやすい場所にiPhoneを携行
メモ帳であるiPhoneは、アクセスしやすい場所に携行することがキモなので、どのようにiPhoneを身に付けるかも決めています。
普段着ですと「ジーンズの右足太ももにあるミニポケット」です。座って画面を割る危険性があるおしりのポケットはには、絶対に入れません。自転車に乗っているときは、利き手でワンアクションで手にできるよう右腰のポケットを使います。
着たきり雀なので、この2パターンでほぼ事足りるのです。
湯船にiPad miniを持参
風呂場も、私がアイデアをよく思いつく場所です。シャワーではなく、湯船に浸かっているときである確率が高いので、iPad miniを防水カバーに入れて湯船に入り、RSSで溜まった記事を読みこなしながら思いつくアイデアを自分のメールアドレスに送りまくります。
このように、iPhoneやiPad miniからメールしまくっていると、受信するメーラー側はこんなかんじになります。
ときどき下書きトレイを眺めては、本文にアイデアを肉付けしていきます。といっても、こってりした長文は書かず、(自分で理解できる)雑な箇条書きをメモる程度。しっかりと文章化したくなるほど温まったら、ワード等に落としこんでいきます。
ちなみに私が使っているのは、Acase
防水ケース for 7インチ タブレット