アメリカ大リーグ・マーリンズのイチロー外野手(42)が5月21日、ナショナルズ戦に「1番・レフト」で先発出場し、今シーズン初めての1試合4安打をマークした。スポニチなどが報じた。
イチローは正左翼手のイエリチが試合前に背中の違和感を訴えたため、急きょ、「1番・左翼」で先発出場。それでも、42歳のベテランは初回の第1打席で中前打を放つと、続く第2、3打席でもそれぞれ左前に打球を運び、今季初の1試合3安打を記録した。
活躍はこれだけに留まらず、6回の第4打席では四球を選び、さらに8回の第5打席では今季3本目の二塁打も飛び出した。全打席出塁で存在感をアピール。
(4安打固め打ち!イチローの打撃を指揮官絶賛「見ていて楽しい」 ― スポニチ より 2016/05/22 13:54)
イチローは試合後、「久しぶりに野球やった感じしますね」と話した。
今季は主に代打要員になっているイチローにとって8日以来の先発出場で、打率は3割7分3厘に。この日の4安打でメジャー通算2954安打とし、殿堂入りの目安とされる3000安打まであと46本となった。日米通算では4231安打で、ピート・ローズの持つメジャー通算最多安打記録まで23本に迫った。
試合はマーリンズが3対2で勝ち、連敗を3で止めた。
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